アロマテラピー検定・資格の認定、学術調査研究の実施
アロマセラピスト資格を取得された皆さんに、受験のきっかけやアロマテラピーの知識をどのように活用しているかなど、生の声をお聞きしました。
神本 美智子 さん
アロマテラピートリートメントの実習が転機に
アロマテラピーサロンを主宰しています。ITの仕事で激務をこなしていたとき、ふと立ち寄ったアロマショップで興味を持ち、スクールに通い始めました。その時は、まさか自分がアロマセラピストになるなんて夢にも思っていなかったのですが、授業で初めてトリートメント実習をした瞬間すごくしっくり来て「何があってもアロマセラピストになりたい」と思いました。
無我夢中でやっているうちにいろいろなチャンスが
自分のサロンを持ちたくて、夢中で勉強し、アロマセラピストの資格を取得。サロン開業までこぎつけました。とにかくトリートメントが大好きで、無我夢中でやっているうちにいろいろなチャンスをいただいて、サロンも軌道にのり、今ではセミナー講師など、サロン以外での活動も広がっています。
湯蓋 典子 さん
ボランティアでアロマハンドトリートメント
東日本大震災の後数カ月くらい経った頃から、仮設住宅の集会所で定期的にアロマハンドトリートメントをさせていただいています。肌に触れてトリートメントしていると、初対面の方でも自然と心を開いて、いろいろなお話をしてくれるんですよ。改めて「アロマテラピーを通して、自分にも誰かの役に立てることがある」ということを実感しました。
人の縁がつながって、助け合いが生まれた
震災の後、「私たちにも何かできるかも」と仙台のAEAJ資格を持つ人たちがつながって、仲間が増えたんです。ひとりでは何もできないけれど、集まると「今度この施設でこんなことやるから協力して」みたいな話がすぐに広がるように。人の縁ってすごいなと思ったし、これからも大切にしていこうと思っています。