アロマテラピー検定・資格の認定、学術調査研究の実施

よくあるご質問

ボランティアについてのQ&A

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アロマテラピーボランティアを始めたいのですが、何から行えばよいでしょうか?

まずは、アロマテラピーを用いてできることや、得意なことを具体的に書き出してみるとよいでしょう。次に、活動できる時間帯や曜日を書き出します。最後にアロマテラピー以外でできることを挙げてみましょう。一見アロマテラピーと関係がなくてもボランティアのきっかけになる場合があります。

アロマテラピーボランティアではどのような活動ができますか?

アロマテラピーボランティアの活動フィールドは、福祉施設、医療施設、公共施設、町内会、被災地など多岐にわたります。また、活動内容にこうでなければならないという決まりはありません。ご自身が保持する資格の範囲で工夫すれば、さまざまな活動が可能です。その施設や場所、対象者によって適したアロマテラピーの取り入れ方、方法があるはずです。施設の方と話し合いながらよい方法を探っていきましょう。

活動場所はどのように見つけたらよいでしょうか?

お住まい地域の社会福祉協議会、ボランティアセンターなどへ相談してみましょう。また、どこかのボランティアグループに所属して、慣れてきたころにアロマテラピーを提案してみる方法もあります。

活動したい施設などに、アロマテラピーを理解してもらうためにはどうしたらよいでしょうか?

施設の職員やスタッフの方にアロマテラピーを体験していただいたり、簡単なアロマテラピー講座を行うのもおすすめです。ただし、情熱が知らず知らずのうちに「押しつけ」になっていることがあります。ご自身の活動のためではなく、受け入れ側の立場を理解するよう心掛け、気長に取り組むようにしましょう。

アロマテラピーアドバイザーでもできる活動はありますか?

アロマテラピーアドバイザーでもできることはたくさんあります。例えば、傾聴や絵本の読み聞かせに香りを使っている方もいます。また簡単なクラフト作りもおすすめです。

材料費や交通費はどうすればいいですか?

ボランティアは原則として無償ですので、材料費や交通費もすべて「持ち出し」になる場合がほとんどです。ご自身の無理のない範囲で活動することをおすすめします。なお、施設によっては経費などが支給されることもあります。経費などを受け取ることは費用弁償(交通費、昼食代、活動のための原材料費などの実費)の範囲であれば、非営利性に反することではないと考えてよいでしょう。 AEAJ会員に対しては、AEAJボランティア支援制度を設け、材料費の支援をしています。

活動する場合はボランティアの保険に加入した方がよいでしょうか?

「ボランティア活動保険」への加入をおすすめします。ケガや器物破損などに対し、補償されます。「ボランティア活動保険」は、最寄の社会福祉協議会などで加入できます。 なお、AEAJ個人正会員は「アロマテラピー賠償責任補償制度」に自動加入となっており、トリートメントなどのアロマテラピーに関する活動中の事故は補償対象となります。

アロマテラピーボランティアを行う上での心得やポイントはありますか?

まずは、安全第一です。精油の選択は慎重に行い、香りも薄めに使いましょう。精油の選択、濃度、あるいは精油を使っていいかどうか迷った場合には、使用しないことも重要です。また、ご自身のライフスタイルに合った無理のない活動をしましょう。

被災地でのボランティア活動について注意すべき点を教えてください。

被災地でのボランティア活動にはたくさんの注意すべき点があります。その中からいくつかご回答します。

  • 精油
    避難所は被災された方の生活の場です。香りが嫌いな方もいらっしゃいますので十分な配慮が必要です。
  • トリートメント
    被災者の方は栄養状態も睡眠も十分でなく、皮膚の抵抗力も落ちています。トリートメントは精油を使わず植物油だけで行うようにしましょう。また、植物油が合わない方もいらっしゃいますので、植物油が合うかどうか必ず確認を行いましょう。
  • お話しする内容
    医療従事者ではないので「心のケア」という言葉は使用せず、医療類似行為と思わせるような言動も避けます。心や身体の不調などを訴えられたら、すぐに専門家に相談するように助言してください。
    また、こちらから被災に関する話は絶対にしてはいけません。もし被災者の方からお話しされてきた場合は、静かに傾聴に徹してください。
  • 断る権利
    ボランティアを受ける側にも、断る権利があることを理解しましょう。せっかく来たのだからと一方的な押し付けにならないよう気をつけましょう。