アロマテラピー検定・資格の認定、学術調査研究の実施
「みどり香るまち」通信 vol.6
平成19年度 日本アロマ環境協会賞
企画者:清里ハイランドパーク株式会社神戸事業所
企画場所:兵庫県神戸市
21 本のサクラを風の丘に植樹 (写真提供:神戸布引ハーブ園)
神戸布引ハーブ園は、1991 年の開園以来、神戸の街に住む人、訪れる人に親しまれています。
そのハーブ園と異人館を、かおりの樹木の植栽でつなぎ、「北野」のもつ異文化のイメージに「かおり」のイメージを加えることで、より個性的で魅力的なまちづくりを行うという点が評価され、受賞されました。
植樹は、5月と11 月の2回に分けて行われました。5月の植樹は、神戸で開催された「子ども環境サミット」に関連して実施され、サクラを中心に植えました。“函館匂”、“駿河台匂”、“静香”といった珍しいサクラもあります。企画では、新神戸から布引の滝を通るハイキングコースの一部にサクラの森をつくることで、多くの利用者が香りを楽しむことを目指しています。園長の安圡健二さんは、「春のサクラ、夏のハーブ、秋の紅葉と、1年を通じて、多くの方に園を訪れてほしい」とおっしゃっています。
園地管理課の鈴木園子さんからは、苦労話も伺いました。「北野周辺では、植栽が完了して間もない頃に、イノシシの被害にあいました」…また、荒らされないように、至急、柵を設置したそうです。「副賞として贈呈していただいた植物たちが大きく育ち、香りが広がるエリアとなるよう、心をこめて管理していきます」と、鈴木さん。大切に育てられ、秋には、ミカンやリンゴといった果樹の実りがありました。
ハーブに詳しい副園長星川雅子さんからは、「春には山桜が見頃となり、ローリエやロケット、ジャーマン・カモミール、チャイブなどのハーブも花を咲かせ、園内を彩ります。また、5月頃にはバラが咲き始めます。」という情報を教えていただきました。
春風に誘われて、港町神戸に香りを訪ねる旅は、 いかがでしょう。(事務局)
アクセス
神戸布引ハーブ園:新神戸ロープウェー「北野1 丁目駅」より約10 分。「布引ハーブ園駅」下車。
割引制度
AEAJ の会員証を提示すると、会員および同伴者(一人に限る)の入園券付乗車券が2 割引になります。
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