アロマテラピー検定・資格の認定、学術調査研究の実施
2011/11/30
ファッションモデルだけでなくテレビやラジオ、社会貢献活動など多方面でご活躍中の冨永愛さん。冨永さんとMCの金子奈緒さんは同じアロマ好きという点だけではなく、ラジオDJや1児の母という共通点もあり、和やかに話がはずんでいきました。
冨永さんが忙しい毎日をおくる中で大事にしているのは「楽しむ」ということだそうです。
「疲れているときに気分をリラックスさせたり、気持ちを盛り上げたり、内面をポジティブに保つのに、アロマはとても役立っています。私が普段愛用しているのは、ミントの精油や、ローズのハンドクリームなど。お気に入りの香りには他に、ラベンダー&ローズマリーのブレンドがあります。この香りを嗅ぐと、片頭痛で調子の悪い時でもスッキリとして、よい眠りにつけるのです」と冨永さん。
冨永さんがアロマを活用するようになったのは、撮影現場で使用される化粧品やヘア用品の香りがきっかけとのこと。様々な香りに囲まれるうちにしだいと香りに敏感になり、アロマショップでいろいろ教えてもらったりしながら香りの処方箋のような形で使い始めたそうです。また、フランス暮らしの経験からハーブにも親しむようになり、料理に活用したりハーブティーで楽しんだりしているそうです。
「アロマテラピーの魅力は、無理せず自然と自分をよくしてくれるところ。自分の求める香りを楽しむだけで、よい方向へ導いてくれます。香りはビューティーだと思います。」
今回はパネリストに、産婦人科医の対馬ルリ子さんとアロマセラピストの佐佐木景子さんをお招きし、女性ホルモンとアロマテラピーの話、女性が生涯にわたって美しく健康で過ごすためのヒントなどについてお話し頂きました。観客の9割近くが女性の方で、皆さん熱心に耳を傾けている様子でした。
「日本女性はまじめな頑張り屋さんが多く、周囲の期待に応えようと頑張りすぎて自分の不調に気づくのに遅れてしまう事がよくあります。定期的に検診を受けるなど、自分を見つめ、自分を大事にすることが必要です。アロマテラピーは自分の内側に興味を持って自分をケアする事であり、不調や病気の早期発見、早期ケアにもつながると思います」と語る対馬さん。
佐佐木さんは、産前・産後の身体の負担だけでなくホルモンバランスの変化などにアロマテラピーはとても役立つことを産婦人科病院に認めてもらい、妊産婦の方々へのアロマテラピーケアを行っています。「ご利用された妊産婦の方からは、出産でこわばった筋肉がほぐれて楽になった、不安感がなくなった、興奮が鎮まりよく眠れるようになった、などの声をいただいています」とのこと。この日はアロマ初心者に向けた簡単にできるアロマ活用法(イライラ解消のためのベルガモットを使った手浴、不眠解消のための芳香浴、肩こり解消のための入浴)のレクチャーもありました。
記念すべき第10回目となった「アロマの日」。今年もプランタン銀座にて『アロマテラピーフェア2011』を開催いたしました。毎年好評のアロマテラピーフェア。今年はフェア特別お買い得品や特別セットご用意の他、アロマテラピー初心者の方も気軽に参加できるアロマテラピーミニ体験コーナーや各種セミナー、アロマテラピーの相談コーナーなど、例年以上に様々な企画をご用意いたしました。おかげさまで大変多くの方にご来場いただきました。
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