アロマテラピー検定・資格の認定、学術調査研究の実施
開催16回目を迎えるAEAJイメージフレグランスコンテスト2020のテーマ地は「東京」。さまざまな魅力にあふれ、世界が注目する2020年の東京の香りを表現したナチュラルフレグランスを募集しました。
最終審査及び表彰式は2020年2月16日(日)に東京国際フォーラムにて行われ、香りの専門家に加え、フリーアナウンサーの政井マヤさんや環境省関係者など、様々な分野の審査員が所定の項目を審査。一般投票の結果とあわせて、その場で受賞作品が決定しました。
後援:環境省
*本コンテストは「東京2020応援プログラム」に認証されています。
環境大臣賞
「“Good Luck” TOKYO ~輝かしい未来へ向かって~」
楢本 幸子さん(東京都)
東京フレグランス賞
「twinkle stars (東京の夜景)」
白川 ゆかりさん(東京都)
都会の昼間の喧騒から、夜になると別世界へと誘う様に美しく姿を変える東京の夜景。東京タワーやレインボーブリッジ、巨大高層ビル群の色とりどりに彩られるネオンやライト。キラキラと光輝くその光景は、まるで夜空に瞬く無数の星の煌めきのよう。シャープできらびやかな白や青の光、見ている人を暖かく穏やかな気持ちにさせてくれる赤や黄、オレンジの光。これらの光が散りばめられた美しさをイメージしました。
日本アロマ環境協会賞
「TOKYO ~day and night~」
山田 奈美子さん(東京都)
乾いたアスファルトの上を 颯爽と行き交う人々 額の汗を拭う間などない。性別も国籍も越えて人々が 息づく町 東京。ビルの谷間を抜け 夜のオアシスへ グラスに揺れるまだ見ぬ夢を語らう一時。クールさの中に優しさ、愛を描き 東京で頑張る全ての人に送るジェンダーレスな香り。
オーディエンス賞
「街中音楽、花蓮の歌」
浅川 潤二さん(千葉県)
東京は、街中コンサート、駅前ライブ、公園の野外音楽堂等、色々な場所で、多様な音楽が住む人の心を癒し、訪れる人を優しく出迎えてくれます。その中で一番心を揺り動かされたのは、蓮の花が咲く季節、上野の蓮池に囲まれた水上音楽堂で聴いた、朝靄の中旅立つ車椅子の少年の事を歌った歌でした。森の木々の葉をすり抜けて吹く風と水鳥達の調べにのせて花蓮達も一緒に歌っている様で、その時の様子を香りで描写しました。
「花衣 –HANAGOROMO–」
黒沢 三穂さん(熊本県)
古き良き風景に、匠の文化。先鋭的な建物に、新しいArtとの融合。これらがcool Tokyoならば、warm Tokyoの一面も持ち合わせているのが我が故郷『東京』。一見、個だけを重視しているように見えますがしかし、誰もが温もりと優しさを持っています。桜の花が人に散りかかるのを、衣に見立てるような瞬間的な美しさを切り抜き続けています。
「Tokyo Twilight」
田中 さとみさん(東京都)
多様な人が集まり、多様なものをただただ受け入れ、静かに見守っている。その大らかさ。新しい朝を迎える。今日を終えようとする。薄明かりの中の都市、東京。目に映る風景も人の心も柔らかに感じてしまう、不思議な時間。なぜか、気持ちがシャンとしたり、穏やかな心持ちになっていくのを感じる時間。魅力的な薄明かりの時。それを香りで表現したいものよ、とブレンドしてみました。
「時を繋ぐ光並木」
平野 多架子さん(鹿児島県)
参道を吹き抜ける清々しい光、木々を照らす晴れやかな光が楽しく弾み、静けさと安らぎの参道裏、幻想的な夜の光。 新しい世界へ運んでくれ、木々から溢れるあたたかな光が懐かしい情景を思い出す。 四季の移ろいとともに表情を変え、過去と今、未来を繋ぐケヤキ並木。自然の生命力と安らぎ。カルチャーが誕生する街。すべてが心地良く融和する。杜と並木がもてなす、あたたかく美しく洗練された街「表参道」をイメージしました。
「古(いにしえ)の街東京」
三村 佐知さん(東京都)
日本を代表する大都市「東京」。古いものを大切に残しつつも近代的なビルが建ち並ぶ東京。その中で大切に残されている沢山の自然。その二つが合わさった時、ビルの間から見える木々の緑はとても幻想的です。古いものと新しいもの、コンクリートと緑。東京でしか見ることのできない、様々なものの共存。古き良き東京の姿をお楽しみ下さい。
「Iki」
森島 裕美子さん(東京都)
一見冷たく映る大都市東京。江戸の頃から軸にある心意気は変わりません。押し付ける事なく、そっと寄り添い差し出すまごころがあります。生真面目で規則正しくマナーを守り、祭りとくればはっぴ羽織って下駄鳴らし、粋に振る舞う東京人。世界の皆さん、降り立った東京は一見冷たく感じるかもしれないけれど、シャイな東京の奥深い魅力と人情を、東京の粋をとくとご覧あれ。
「江戸の町 路地空間」
ラザフォード 貴美子さん(東京都)
江戸の町。高層住宅の谷間に、ぬくもりの空間がある。じりじりと焼ける路地に弾ける打ち水が、一筋の涼風となって人の心を和ませる。「暑いですね」「ほんとに」何気ない会話にも人の心の温もりがある、江戸の路地裏。
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● コメント
私が暮らす東京は百花繚乱のごとく日本各地から大志を抱き目指される場所。輝きと激動を放つ新宿のビル街を後に少し進むと徐に心身共に安らぎを得る皇居が目に入る。その存在感と時代の重みを五感で感じとる事が出来る。更に進むと天空から2つの塔が人々の生活を見守る。最先端都市と癒しの空間の異文化が相容れあうのが東京。この平和な東京を未来永劫守るのは私たち自身であることを輝ける未来への東京の香りに託しました。