AEAJ
2026年5月22日

日本は国土の約3分の2が森林で占められていますが、その一方で、森林や林業をめぐってはさまざまな課題も抱えています。
今回の特別講演では、そうした課題への対応、豊かな森林資源を活かすための施策など、林野庁が進めている取り組みについて「森林・林業をめぐる情勢についてー特用林産物から見た課題と可能性」というテーマで、農林水産省 林野庁の竹内 学さんにお話しいただきました。
森林から生まれる産物のうち、きのこや山菜といった食材、竹・桐・うるしを含む伝統工芸品づくりに欠かせない素材など、一般的な木材以外のものをまとめて「特用林産物」と呼びますが、最近では精油も特用林産物の一つとして注目され、森林の新しい活用方法として期待が高まっているそうです。
一方で、日本国内の精油生産者の多くは小規模であり、原料や人員の不足、環境の変化による精油の品質維持の難しさなど、さまざまな課題があることもわかってきています。

当日は、スギやヒノキ、クロモジやサンショウなど、さまざまな日本産精油の香りを参加者の皆さまに体験いただきました。
参加者は、日本の植物の香りを楽しみながら竹内さんのお話に真剣に耳を傾けていました。また、質疑応答の時間には参加者からの質問が多く寄せられ、活発な意見交換がなされました。
AEAJグリーンテラスでは、今後もアロマテラピーやその原料植物に関するさまざまな学びの機会を提供してまいります。