アロマテラピー検定・資格の認定、学術調査研究の実施
AEAJでは2022年11⽉「会員のつどい アロマフェスタ2022」にて「嗅覚⼒測定コーナー」を実施いたしました。調査結果を報告します。
対象 | 10〜70代の男⼥357名 (男33:⼥322:回答しない2、平均年齢46.2歳) |
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測定項⽬ |
1. カード式嗅覚テスト(Open Essence)※ 2. アンケート (年齢・性別・アロマテラピー使⽤歴等) |
●既報(⽇⽿⿐121-39, 2018)のオープンエッセンス平均正答数(50歳未満10.04、50歳以上7.06)と⽐較し、今回は、平均正答数が50代では10.1、60代では10.2と⾮常に⾼く、既報の50歳未満の正答数に匹敵する結果となりました。
●70代でも既報の50歳以上平均正答数 7.06を上回る結果となり、すべての年代において⾼い嗅覚⼒が維持されていることがわかりました。
●全体の約83%がアロマテラピー使⽤歴が1年以上であり、アロマテラピーを⽇常的に使⽤していることが、嗅覚⼒の維持に寄与している可能性が考察できました。
論文 藤尾久美, 他(2018) オープンエッセンスによる嗅覚加齢性変化のスクリーニング.⽇本⽿⿐咽喉科学会会報121(1):38-43.