アロマテラピー検定・資格の認定、学術調査研究の実施
AEAJでは、10~70代を対象に、気温差(寒暖差)による体調の変化「寒暖差アレルギー」「寒暖差疲労」とアロマテラピーの可能性について、アンケート調査を実施しました。
「寒暖差による体調の変化を感じることはありますか?」という質問に対し、「よくある」と回答した人が47.7%、「たまにある」と回答した人が43.6%、合わせて91.3%という結果になりました。
「“寒暖差アレルギー”や“寒暖差疲労”という言葉を知っていましたか?」という質問に対し、「知っていた」と回答した人が54.3%、「いずれか一方だけ知っていた」と回答した人が25.5%、合わせて79.8%という結果になりました。
寒暖差によって鼻粘膜の自律神経が乱れることで、アレルギー性鼻炎のような症状がでることがあります。寒暖差“アレルギー”と呼んでいますが、実際にはアレルギー反応ではなく、自律神経の乱れに伴う反応といわれています。※正式名称は「血管運動性鼻炎」
寒暖差によって多くのエネルギーを消費することで疲労が蓄積します。そして、自律神経が乱れることで様々な不調が出る状態を「寒暖差疲労」と呼んでいます。
「寒暖差による体調の変化を感じる場合、どのような症状でしょうか?」という質問に対し、最も多かったのが「鼻水・鼻づまり」69.8%。続いて、「くしゃみ」48.1%、「頭痛」43.5%、「肩こり・首こり」40.9%、「冷え」40.3%、「肌のかゆみ」34.8%、「倦怠感・だるさ」33.3%など、様々な症状がありました。
「寒暖差による体調の変化を感じたとき、アロマテラピーを活用することはありますか?」という質問に対し、「よくある」と回答した人が20.0%、「たまにある」と回答した人が40.6%、合わせて60.6%という結果になりました。
寒暖差による体調の変化にアロマテラピーを活用する人のうち、「アロマを使用した結果はどうでしたか?」という質問に対し、「気持ちが楽になったように感じた」と回答した人が85.5%、「症状が緩和されたように感じた」と回答した人が38.6%という結果になりました。
さらに「気持ちが楽になったように感じた」「症状が緩和されたように感じた」と回答した人が、寒暖差による体調の変化を感じたときに使う精油は、多い順に「ラベンダー」「スイートオレンジ」「ゼラニウム」という結果となりました。
調査概要
調査期間:2022年1月19日(水)~2022年1月25日(火)
調査方法:インターネット調査
調査対象:10~70代 1,406名