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30種の精油が5αリダクターゼ活性に与える影響

肌荒れや脱毛は、皮膚中に存在する酵素5α-リダクターゼが過剰に働くことが要因のひとつといわれています。5α-リダクターゼはテストステロンをジヒドロテストステロンに変換し、最終的に皮膚上の皮脂分泌を促します。過剰な酵素活性は皮脂の産生過多による皮膚の炎症等を引き起こします。そのため、この過剰な酵素活性を抑えることが肌の美と健康の維持に繋がると考えられています。今回は30種の精油を対象として、5α-リダクターゼの酵素活性に与える精油の影響について調べた研究を紹介いたします。

実験方法

精油 精油30種
方法 テストステロン(3.5μM)と各精油(250μg/ml)、還元剤等を含む溶液を37℃で30分間反応(試験管内)
測定項目 ジヒドロテストステロンの⽣成量を測定し、各精油の5α-リダクターゼ阻害活性を算出

実験結果

サンダルウッド、ジャーマンカモミール、パチュリ、ローズ(アブソリュート)の4つの精油に5α-リダクターゼの⾼い阻害活性が確認されたことから、これらの精油が5α-リダクターゼの働きを抑えることで薄毛の予防に役立つ可能性があることがわかりました。

論文 鈴木龍一郎, 他 (2024) 5α-リダクターゼを阻害する精油の探索. Japan Journal of Aromatherapy 25(2) 19-24.