アロマテラピー検定・資格の認定、学術調査研究の実施
美容|Beauty
バラの花とその香りは、古代から、美しさを得るために世界中の女性たちに愛されてきました。華やかでエレガントなローズオットー精油は、精油の女王と呼ばれ、肌を整える作用、ストレスや緊張感を和らげる作用などがあるといわれてきました。
AEAJでは、ローズオットー精油の美肌作用を調べる実験を行い、紫外線による細胞ダメージを和らげる働きや、肌弾力を高める働き(コラーゲン合成促進)、メラニン産生抑制作用などが認められました。
ヒトの細胞にローズオットー精油を少しずつ量を変えて添加し、何も加えない状態と比較しました。
ローズオットー精油の量が増えるに従い、紫外線による細胞ダメージが有意に緩和されています。
ローズオットー精油を1%に希釈したホホバ油を、1日1回、4週間、40歳前後の女性(44名)に使用していただきました。
使用前に比べて、頬の肌弾力が有意に増加しています。
参考 - UVAとUVBの肌への到達
イメージ図
原著論文「皮膚バリア機能、メラニン産生抑制、肌弾力に対する精油の効果検討.熊谷千津、野田信三、河野弘美、佐藤有希、塩原みゆき、山本芳邦.アロマテラピー学雑誌、14(1),15-26, 2014」