アロマテラピー検定・資格の認定、学術調査研究の実施
2020/04/22
AEAJ会員各位
平素より弊協会の活動にご理解・ご協力を賜り、誠にありがとうございます。
また、この度の新型コロナウイルス感染症の影響を受けている皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
店舗の休業やスクールの休校などをはじめ、アロマ業界も大きな打撃を受けておりますが、日に日に感染者数が増加する中で、感染拡大防止と1日も早い収束に向けて、私たちひとりひとりの責任ある行動が必要な局面となっています。
特に、特定警戒都道府県においては、人と会うこと自体を控えなければならない状況です。
現下を踏まえ、AEAJ会員の皆さまにおかれましては、大変苦しい状況かとは存じますが、以下のとおりご協力をいただけますようお願い申し上げます。
1. アロマテラピーサロンについて
多くのサロンは、密室(換気の良くない空間)、密集(人が集まっている)、密接(手の届く距離で会話する)のいずれかに該当する環境であることに加え、トリートメントは「接触」を伴います。
新型コロナウイルス感染症は接触感染と飛沫感染が主要な感染経路とされていますので、お客様はもちろんのこと、アロマセラピスト自身にも命の危険が及ぶことをご理解の上、サロンの一時休止も含めた適切なご対応をお願いいたします。
2. 講座やワークショップについて
講座やワークショップにおいては、多くの場合、密室(換気の良くない空間)、密集(人が集まっている)、密接(手の届く距離で会話する)のうち2つ以上に該当する環境になると想定されます。
また、講師による会話は飛沫感染の危険を、複数人で道具類を共有するワークショップなどは接触感染の危険を伴います。
お客様はもちろん、講師自身にも命の危険が及ぶこと、クラスター発生のリスクもあることなどをご理解の上、講座の中止も含めた適切なご対応をお願いいたします。
3. オンライン化のサポートについて
AEAJでは、オンライン講座の開講方法に関するセミナーなど、この状況下における会員の皆さまの事業継続のサポートを順次行なっていく予定です。
AEAJ公式サイトを基点として、オンライン上で各会員の皆さまが活動発信をしていけるような仕組みも検討しておりますので、準備が出来次第、ご案内いたします。
4. 精油の抗ウイルス作用について
精油には抗ウイルス作用があるといわれているものがありますが、精油の種類によって有用性が期待できるウイルスの種類も異なります。また、新型コロナウイルスに対する精油の有用性について、4月22日現在では確認されておりません。
先般、新型コロナウイルスに対する予防効果を標ぼうしたアロマ関連事業者が、景品表示法および健康増進法の観点から、消費者庁より指導を受けました。
アロマテラピーには素晴らしい力がありますが、誤った発信や使用法によってその価値を損ねることにならないよう、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
アロマテラピー、アロマ業界の健全な発展のため、引き続き力を尽くしてまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
【参考】国の主な支援制度
個人向け
※ 各制度の詳細はリンク先をご確認の上、各省庁や社会福祉協議会にお問い合わせください