アロマテラピー検定 公式テキスト2級
6/14
第1章 香りに親しむ12用意するもの 精油、試香紙(画用紙を小さく切ったものか、化粧用のコットンでもよい)、ノート、筆記用具。場所 静かでリラックスできる空間。方法①目は閉じていても開いていても構いません。まず身体の余分な力を抜いて、リラックスしましょう。②試香紙に精油を1滴つけて香りを嗅いでみます。自然に浮かんでくるイメージを大切にしましょう。自由なイメージの広がりに任せていいです。テーマを決めても構いません。たとえば、この香りは人にたとえるとどんな人だろう、男性なのか女性なのか、何歳くらいか、どんな服を着ているのだろう、どんな家に住んでいるのだろう、その人の周囲は今どんな状況なのか、空は何色か、晴れているのか曇っているのか、風は吹いているのか、などです。 もとの精油のイメージとかけ離れても構いません。そこから浮かぶイメージ、言葉やお話など自由に想像してみます。③浮かんできたイメージ、言葉やお話などをノートに書きとめてみます。きちんと整理して書く必要はありません。浮かんでくるままを書いてみます。④終わったなという感じがしたら、香りのイメージ体験を終了します。窓を開けて空気を入れ換え、気分転換をしてください。軽くストレッチをしてもいいでしょう。⑤落ち着いたら書きとめたものを見てみます。出てきたイメージに正しいとか間違っているとかはありません。これはあくまで個人的な体験だからです。何も判断したり分析したりする必要はありません。そこに出てきたものは香りのイメージであり、香りとそれを嗅いだ人との共通の世界です。そして注意深く見ることにより心の変化を感じることができるでしょう。香りのイメージ体験
元のページ