笑顔で帰るお客さまの
背中を見送って
ビルのテナントでお勤めの方、また近隣の三井不動産のビルにお勤めの方向けに、リラクセーションスペース(KIRAKU)を無料で提供しています。マッサージチェアで寛げる部屋と、仮眠が取れるブースに分かれていますが、お昼休みや帰宅時間帯などはどちらも満室になってしまいますね。霞が関(東京)という場所柄、税理士さんや弁護士事務所の方、IT関連企業にお勤めの方など、神経を張りつめてデスクワークをされている方が多く、お仕事の合間の気分転換やちょっとした休息にご利用いただいています。疲れた顔で来られたお客さまが笑顔になって帰るのを見ると、ほっと一安心します。
リフレッシュしていただくことで、
日々の仕事の後押しを
各ブースにアロマディフューザーを設置し、曜日ごとに香りを変えています。月曜日は元気が出る柑橘系ではじめ、週末が近づくと「一週間お疲れさまでした」という気持ちを込めて華やかな香りをブレンドするなど、働く人を応援する香りづくり、空間づくりを心掛けています。
利用者の方に短時間でリフレッシュしていただくためには、オフィスとはまったく違う空間を演出することが大切で、そこに“香り”がとても重要な役割を果たします。KIRAKUで過ごしたあと「これで午後も仕事に集中できる」「明日もまた頑張れるよ」とおっしゃっていただけることが、私のモチベーションに繋がっています。
よりよい癒しの提案は、
アロマの確かな知識から
スタッフは現在私を含め8名ですが、アロマテラピーの資格を持っているのは私だけなので、アロマに関しては私に判断を求められることが殆どです。精油をブレンドする際の注意や、お客さまに快適に過ごしていただくための準備がきちんとできるのは、資格の勉強で身につけた知識があるからこそ。店舗運営に興味がありこの仕事を選んだのですが、ここでアロマテラピーの力を知るうちに、お客さまの仕事のストレスや疲れを少しでも癒したい、そのためにもっと的確な香りを提案したいと思うようになり、アロマテラピーアドバイザー資格を取得しました。元々接客が好きだったので、アロマテラピーでお客さまがより癒されたりすると、私もうれしくなります。
顔の見える関係を築き、
ひとりひとりに上質な癒しを届けたい
日課のように訪れるリピーターの方や、顔馴染みの方も増えました。「すごく疲れているんだけど、どの香りがよいかな?」など、受付でお貸し出しするエアフレッシュナーの香り選びをお手伝いすることもあります。心地よいアロマがリラックスを促すことを、お客さま自身も実感されているのだなと感じるとともに、おひとりおひとりに合った癒しを提供したいという思いも強まります。1カ月で800名ほどの方にサロンをご利用いただいていることを考えるとKIRAKUの担っている役割は大きいですし、より質の高いサービスを提供できるように、アロマの知識に関しても、もっと上を目指して勉強を続けたいと思っています。