セミナーの企画をきかっけに、
資格を取得
アロマテラピーには以前から興味があり、断片的な知識は得ていたのですが、本格的に学びたいと思ったのは12年ほど前でした。市民の健康づくりのためのセミナー企画の担当になり、そこでお招きしたAEAJ認定アロマテラピーインストラクターの方にすすめられたことがきっかけで2006年にアロマテラピー検定を受けました。自然療法であるアロマテラピーの力について知ることは、健康づくりを考えるという仕事に非常に役立ちました。
市民の健康づくりのため、
アロマテラピーを取り入れて
健康づくりのセミナーは月に1~2回、年に15回くらいのペースで行っています。アロマテラピーアドバイザーの資格を取ってからは、セミナーにアロマテラピーを取り入れるようになりました。栄養士、歯科衛生士などの専門職と役割分担をしながらセミナーのテーマを決めていくのですが、アロマテラピーを取り入れるとセミナーの幅も広がります。企画を立てている時はとても楽しく、やりがいを感じています。
アロマで参加者の
笑顔を増やしていきたい
アロマテラピーはいろいろなテーマと掛け合わせることができます。例えば働く女性の健康や子育てについて考えるときには、妊活とアロマテラピーの関係や、お母さんを対象にしたストレス対処のためのアロマテラピー講座を開催し、多くの方に参加していただきました。ペパーミントのクリームやバスソルトを作る体験も大好評でしたし、実際に体験してみると、皆さん本当に笑顔になるんですよ。
無意識のうちに、アロマが活かせる
場所を探しています
私自身、働きながら子育てをしてきましたから、子育てで手一杯になっているお母さんたちのストレスがよく分かります。アロマを用いたセミナーは、気分転換としてはもちろん、孤立しがちなお母さんたちに「ひとりじゃない」ということを知ってもらうきっかけにもなっています。また、高齢になって身体が弱ってくると心も弱ってきますので、そうした高齢者の方々に役立つアロマテラピーの活かし方もあるのではないかと思っています。仕事はもちろん、ボランティアで関われることもたくさんあります。最近では、外出先でも「あ、ここでもアロマが使えるかもしれない」と、知らず知らずのうちに考えてしまいます。仕事でもボランティアでも、もっともっとアロマが活かせる場所をつくっていきたいですね。